足の親指の爪の横が痛い方へ セルフケアの紹介

足の親指の爪の横が痛いときは、腫れや爪の湾曲具合をチェック！

足の親指の爪の横が痛いときは、腫れや爪の湾曲具合をチェックしてみてください。次の原因が考えられます。

• 陥入爪（かんにゅうそう）
  足の親指の爪は大きく湾曲していないが、爪の角が爪の横の皮膚に刺って赤く腫れて痛みがでます。放置すると炎症が長引いて悪化するため、医療機関での治療一択となります。
• 巻き爪
  足の親指の爪は大きく湾曲して、爪の角が爪の横の皮膚に刺って炎症が起きている場合は、医療機関での治療一択となります。炎症がない場合は巻き爪専門治療院やセルフケアの選択肢があります。

腫れはないが、足の親指の爪の横が痛いのは爪の湾曲が強いから?

なんとなく足の親指の爪の横が痛いと感じている方は結構多いと思います。決して激痛ではなく、爪の横の角が皮膚に当たっているが、刺さるほど酷くはなく、軽い痛みを感じるというものではないでしょうか。

もし、左右の足の親指のどちらかであれば、痛みを感じる足の親指の爪の形と、痛みを感じない足の親指の爪の形を見比べてみてください。痛みを感じる足の親指の爪は、痛みを感じない足の親指の爪の形と比べて爪の湾曲が強くなっていませんか？

足の親指の爪の横が痛いのは初期の巻き爪かも?

腫れもなく、足の親指の爪の横が痛い場合、痛みを感じる足の親指の爪の湾曲が強くなり、爪の角が皮膚に当たって軽い痛みがあるようであれば初期の巻き爪と思われます。

日本では今や10人に1人は巻き爪だと言われているくらい巻き爪に悩んでいる方が多くいらっしゃいます。ですので、医療機関や巻き爪専門の治療院、整骨院等も多くあり、初期から中度の巻き爪の方用のセルフケアの巻き爪矯正具も気軽に通販で買えるようになっています。

「巻き爪の治し方や自分で行うセルフケアについて基本情報を知りたい！」という方は、以下の記事を参考にしてみてください！

足の親指の爪の横の皮膚に当たっている部分に腫れや出血がなければ、まずは、お金をかけずにセルフケアを試してみるのが良いかと思います。また、不安な方は医療機関で診てもらうことをオススメします。

そして、足の親指の爪の横の痛みは放置しないでください。
「巻き爪の痛みの放置のリスクについて詳しく知りたい！」という方は、以下の記事を参考にしてみてください！

腫れもなく、痛みもわずかな初期の巻き爪のセルフケアについて

巻き爪のセルフケアグッズは多くの選択肢があります。そして、セルフケアグッズの多くは金属や樹脂の弾性を利用し、重度の巻き爪にも対応した長期間の装着を想定したタイプのものです。また、強い弾性（バネの力）を利用するので、取り扱いに注意が必要です。

ここでは、軽い巻き爪のセルフケアに特化した『巻き爪クリスタルケア』という製品での簡単な新ケア方法を紹介します。

足の親指の爪の横が痛い方へ、簡単巻き爪ケアの巻き爪クリスタルケア

巻き爪クリスタルケアは、透明な樹脂製のクリップタイプの製品です。サイズは直径3.4mm、長さが8mmです。

巻き爪クリスタルケアを装着したところです。爪の端の湾曲していた部分が平らになって筒状のクリップのスリットに入っています。例えるのなら、骨折を治すように、巻き爪を平らにしてギブスで固定するようなイメージでケアします。

【軽い巻き爪のお手入れ①】爪の長さ・形の整え方

巻き爪クリスタルケアの装着には、爪の先は少なくとも2ｍｍ以上伸びていることが必要です。爪の先が伸びていない場合は、安全に装着ができるように爪が伸びるまでしばらくお待ちください。
巻き爪クリスタルケアを装着するために、下図のように爪の形を整えます。また、爪の厚さが0.8mmを超えそうな場合には爪の裏側を削って薄くしてみてください。爪の形を整える時は、「爪やすり」を使用するのがおすすめです。

軽い巻き爪のお手入れ②】入浴または足湯で爪をふやかす

■足湯の場合
足湯は少し熱く感じる40℃から45℃の少し熱いくらいの湯温のお湯を桶にはって、お湯が冷めないように注ぎ湯をしながら、15分以上浸かって、指先で爪を触って柔らかくなっているのが判るくらい、爪をふやかしてください。この時も、爪がたっぷりと水分を含んで、充分に柔らかくフヤけるまで浸かることが大事です。

■湯舟の場合
湯温は、日常の入浴と変える必要はありません。普段38℃から43℃の湯温で入浴されている場合は、この湯温であれば、爪をふやかすことは可能です。ただし、足の入浴タイムだけは別途5分程度多めに時間を延ばしてください。その際、身体が湯冷めをしないよう充分に浴室を温めながら行なってください。

【軽い巻き爪のお手入れ③】巻き爪クリスタルケアを装着

入浴後のフヤけて柔らかくなった爪の真ん中あたりに巻き爪クリスタルケアの装着口を当てて、斜めに挿入します。この時、巻き爪クリスタルケアの切り欠きのある方を爪の内側にしてください。

巻き爪をゆっくりと伸ばしながら、巻き爪クリスタルケアを押し込むように爪と平行に移動しながら、装着します。

巻き爪クリスタルケアの本体を固定用テープで固定します。

【軽い巻き爪のお手入れ④】約5時間でケアの確認

約５時間ほど経過したら巻き爪クリスタルケアを外してみましょう。きれいな平爪になっていたら、ケアは終了です。爪の厚み等、個人差もありますが、約5時間程度でほぼ平らに形が整います。就寝前の入浴後にケアしてそのまま就寝。翌朝に確認するのがオススメです。