巻き爪クイックケアの特許
カールネイル®リブリッジビルド・メソッド
『巻き爪クイックケア』の開発コンセプトは『手術することなくカンタンに巻き爪をキレイにしたい』が始まり。長年巻き爪に悩まされたカールネイル®メディカル社の開発者が5年以上の歳月をかけ、爪の組成、形成学、解剖学にまで至る研究により、爪変形発症の原因を突き止めたことで、特許『カールネイル®リブリッジビルド・メソッド』が開発されました。


1
爪変形(巻き爪)発症の原因を知る
爪の主成分はケラチンタンパク質からできています。そして、爪のカタチの形成に関与しているのがケラチンタンパク質で組成される「ポリペプチド側鎖結合」です。実は、足が靴や靴下の中で蒸れると、この「ポリペプチド側鎖結合」の側鎖(くさり状)が、切断と再結合を繰り返すことで爪の形状が歪み、さらに靴や隣接する足指による強い圧迫が爪の角に掛かることで、爪が湾曲状へと成長して巻き爪へと変貌を遂げるのです。巻き爪の原因が靴等による圧迫であることは多く知られていますが、さらに踏み込んで、爪の組成の変化にまで着目して巻き爪の原因を突き止めたのは『巻き爪クイックケア』が始めてです。
巻き爪発症における爪組成の変化の概念図

①平常時の爪組成
平常時の、爪の形成に関わるケラチンタンパク質で組成される「ポリペプチド側鎖結合」はきれいな梯子状で硬く締まっており、爪の形状はとても安定しています。

②変性した爪組成
ところが、靴や靴下で蒸れ、汗水の含浸により「ポリペプチド側鎖結合」の側鎖が一気に緩み、切断されます。また、吸水膨張で厚爪化も促されます。

③ 爪組成は変性し軟化が進行
さらに、蒸れた状態が持続されることで、きれいに配列されていた梯子状の「ポリペプチド側鎖結合」は乱れ、ふにゃふにゃに柔らかくなり、不安定になって爪形が緩みます。

④ 外圧により湾曲変形する爪組成
この状態で、靴やストッキングなどの圧迫や締め付けにより、爪の端が丸められて変形するのとともに爪質の脆性化と厚爪化が進行します。

⑤ 乾燥が進行し軟化が止まった爪組成
蒸れが治ることで爪が乾燥し、硬爪化が進みますが、変形した爪は元の形には戻りません。

⑥ 再架橋化により固定化した爪組成
時間の経過とともに硬爪化は止まりますが、切断された「ポリペプチド側鎖結合」が変形したまま再結合し、脆性化と厚爪化、爪変形は進行し、巻き爪へと成長します。

巻き爪になる過程を爪内部の分子のレベルで見てみると、巻き爪を平らな形状にするためには、この乱れた側鎖結合を整わせ、正しい梯子状へと再結合させることが大事だということが分かります。
2
『カールネイル®リブリッジビルド・メソッド』は
爪内部から形状を整える
巻き爪の原因である乱れた「ポリペプチド側鎖結合」の歪みを整えて、正しい梯子状へと再結合させるケアシステムを実現した特許が『カールネイル®リブリッジビルド・メソッド』です。短時間で美爪をよみがえらせることができます。

ふやけた爪に固定して形状を平らにする
ケアクリップⅡ

平らにした爪に長時間固定して
形状を安定させるネイルキャップ®Ⅱ



43度くらいのちょっと熱めのお湯での入浴や足湯で巻き爪をふやかしてください。巻き爪の形状は、お湯で簡単に、しかも短時間で緩める(変性)ことができます。この特徴を活かして、入浴や足湯で硬くカールした巻き爪をふやかすことで、変形して再結合した「ポリペプチド側鎖結合」を緩めることができます。



ケアクリップIIのスリットにふやけた巻き爪を平状に伸ばすように、爪縁部までケアクリップIIをスライドさせて装着。15分程度固定し、爪を乾燥させることで、ふやけて過多になっていた水分が取り除かれ、緩めた「ポリペプチド側鎖結合」を正しい梯子状へと再結合させます。爪の乾燥を確認したらケアクリップIIを外します。




ケアクリップIIを装着して乾いて平状になった爪の箇所へネイルキャップ®IIをスライドさせて装着。「ポリペプチド側鎖結合」を安定させます。5時間程度固定してネイルキャップ®IIを外したら完了。美爪復活です。巻き爪の程度により、このケアを入浴のたびに繰り返し行うと、形状を安定さsることができます。
3
特許『カールネイル®リブリッジビルド・メソッド』
『カールネイル®リブリッジビルド・メソッド』による巻き爪クイックケアは、爪内部の切断と再結合が繰り返された「ポリペプチド側鎖結合」の側鎖を整え、爪の内部からキレイな爪をよみがえらせることができるのです。
PAT 6030607